現地コラム

COLUMN

西表島5月

2020-10-18 12:08

みなさんこんにちは!

西表島の5月といえば、夏の始まりを実感する季節です。

日照時間も長くなり、アウトドアアクティビティに最適なシーズンの始まりですね。

そして、本土よりひと足早く、梅雨が始まる季節でもあります。

西表島のゴールデンウイークは、一年でも観光客が多くなる時期のひとつです。

そのため、航空券代やホテル代も高くなります。

7月、8月のように極端に暑い時期ではないので、その過ごしやすさや長い休みのとりやすさから、この時期が選ばれるのかもしれません。

本記事では、そんな西表島の5月についてご紹介いたします。

 

気候

5月のはじめは気候が安定していますが、5月下旬には本土より一足早く梅雨入りをするため、雨量の多い時期となります。

本土のように長い時間降り続ける雨ではなく、バケツを引っくり返したようにザーッと一気に降ってカラッとやむ、いわゆるスコールと呼ばれるものです。

この時期は、天気が急変することが多くなるため、雨具の準備は必須です。

 

①気温

下の表をご覧ください。

最高気温が28度を超えており、3月や4月ごろよりも2〜3度上昇しています。

本土であれば真夏の気候ですね。

エアコンをつけるようになるのは、この時期からです。

西表島を訪れた途端に、夏を感じることができる季節でもあります。

・西表島の4月の気温

最低気温:20.1度

最高気温:25.1度

平均気温:22.5度

・西表島の5月の気温

最低気温:22.7度

最高気温:28.3度

平均気温:25.2度

(気象庁から引用)

 

②降水量

下の表をご覧下さい。

5月下旬には梅雨入りしますので、前月比較で降水量は増えています。

ダムのない西表島では、雨は「恵みの雨」でもあります。

アウトドアができない雨の日は、のんびりとした島時間を楽しみましょう。

・4月の西表島の月間降雨量

174.6mm

・5月の西表島の月間降雨量

182.1mm

(気象庁から引用)

 

③風向・風速

下の表をご覧ください。

風はとくに強くないのですが、西表島に高い山がないこともあり、南からの海風が直接島を通り抜けます。

海岸で風を感じると、小さな島にいることを実感できるでしょう。

・4月の西表島の風速

平均風速:3.9m/s

・5月の西表島の風速

平均風速:3.7m/s

(気象庁から引用)

 

④日照時間

下の表をご覧ください。

降水量が多いからといって、日照時間が短いわけではありません。

それは、亜熱帯特有のスコールが短時間に一気に降り、その後にカラッと晴天となることが多いからです。

青い空に映える入道雲がくっきり見られる季節です。

・4月の西表島の日照時間

121.8h

・5月の西表島の日照時間

170.3h

(気象庁から引用)

 

5月の服装

平均気温が25℃まで上がるので、半袖半ズボンで過ごすことができます。

しかし、日差しが強いので、水分補給はこまめに取るようにしましょう。

また、UVケアも必要です。

日よけの帽子やタオル、日焼け止め等を使うことをおすすめします。

スコールが降った時のために、折り畳み傘も必需品です。

また、服装ではありませんが、スマホやカメラの防水対策(ハウジングや防水ケース)も重宝します。

スコールが降ったあとに海にかかる大きな虹は、本土では見れないきれいなものです。

きっと写真に収めたくなりますので、スマホやカメラの防水も考えておくと良いでしょう。

 

混雑状況

西表島が夏のハイシーズン前に混雑するのが、ゴールデンウィークです。

5月はゴールデンウィークだけが混む、と言っても過言ではありません。

石垣島からの航路がある上原港や大原港も、フェリーの到着のたびに、ツアーやレンタカー、民宿の出迎えや見送りで混雑します。

西表島のシーズンが来たことを実感できる時期でもあります。

ゴールデンウィーク以外の5月は、閑散とした長閑な島時間がゆっくり流れる時期です。

 

利用可能なアクティビティ

5月は、気温が25度を超え水温も23度程度と、ウェットスーツなしでも海に入れる気候になります。

スコールが降りますが、青い空白い雲エメラルドグリーンの海と、西表島らしいアウトドアアクティビティが楽しめる時期になります。

その中でも西表島らしい代表的なアクティビティを紹介しましょう。

 

①サガリバナツアー

この時期に来たら、サガリバナを観ないわけにはいきません。

サガリバナとは一夜にして咲き乱れ、日の出が来る頃に散りゆく、儚くとてもロマンチックな花です。

サガリバナ

このサガリバナは、西表島をはじめとする八重山諸島のマングローブなどの湿地帯に自生しています。

その名の通り、茎から弁にかけて下方向に咲いているのが印象的です。

夕方ごろから次第につぼみが開きはじめ、深夜に満開を迎えます。

サガリバナの花弁の色は白やピンク、紅色などさまざまあり、とても美しいです。

花の美しさもさることながら、バニラのような優しい香りもとても魅力的です。

日の出を迎える頃になると、その花弁がぽつりぽつりと音を立てて海水に落ちていきます。

花弁の色と海水の色のコントラストが鮮やかで、見惚れるほどの美しさなのです。

視覚と嗅覚で魅了されること間違いなしでしょう。

サガリバナツアーを楽しむには2つのコースがあります。

ひとつは夜のコース、もう一つは早朝のコースです。

夜のコースではつぼみから徐々に花開くところを観ることができ、早朝のコースなら満開の花びらが散りゆくところを観察することができます。

早朝ツアーは、朝日が海に映える景色も堪能できるため、心安らぐ時間を過ごせるでしょう。

サガリバナ

どちらのコースもカヌーでツーリングをしながら見に行きます。

カヌーでゆっくりすすみながら、きれいなサガリバナを見ることができるため、最高の非日常体験です。

サガリバナの花言葉は「幸運が訪れる」です。

ぜひとも大切な方と一緒にサガリバナ観察に行って、たくさん幸運をつかみましょう。

きっと一生の思い出になります。

 

②ジャングルトレッキング

ジャングルトレッキング

南の島だからと言って、海やビーチだけが人気スポットではありません。

特に西表島は90%近くがジャングルであり、東洋のガラパゴスと称されるほどに自然豊かであるため、生物の種類もとても豊富です。

そのジャングルを、ガイドの説明を聞きながら進んでいくジャングルトレッキングは、人気のツアーです。

普段都会で過ごされている方なども手軽に非日常体験ができる、おすすめのアクティビティとなっています。

生き物たちのさえずりと、緑に囲まれた森の中を進んでいく西表島ジャングルトレッキングは、まさにここでしか体験できないアクティビティです。

カンムリワシやセマルハコガメ、リュウキュウアカショウビンといった天然記念物に指定される生物たちと出会うこともあります。

また、トレッキングコースによっては、目的地の滝を目指してジャングルを歩くツアーもあります。

マイナスイオンが降り注ぐ滝のそばでひと休みをしていると、ほんとにここは日本なの?とすら感じるかもしれません。

ヤシガニ

ジャングルトレッキングには、夜間に行われるものもあります。

夜間には、昼間出会えないような生き物はもちろん、昼間気づかなかった鳥や動物の鳴き声にも出会うでしょう。

西表島には、ここでしか出会えない、ヤシガニなど夜行性の生き物もたくさん生息しています。

 

③ヤエヤマヒメボタルツアー

八重山ではさまざまな種類のホタルがいます。

そのうち西表島で見られる代表的なホタルとして挙げられるのが、ヤエヤマヒメボタルです。

ヤエヤマヒメボタルは川などの水際ではなく、山間部に生息しています。

早いところで2月の末から6月初めあたりまでの日没後、数十分だけしか光らないホタルです。

体長は小さいですが、数万匹がきれいな光を発している姿は圧巻です。

ツアーでは、現地を知り尽くしたガイドと一緒に同行します。

ホタルが光るのは求愛のためです。

オスは早いリズムで点滅を繰り返し、観光客の足元を飛び回ります。

メスは飛ばずに地面で強く光りながらオスを待っています。

ホタルが光を発しながら辺り一面に乱舞する光景に惚れ惚れとするでしょう。

光る姿がとてもロマンチックなヤエヤマヒメボタルの光のショーを見に行くことができるため、このツアーはおすすめです。

とても人気のツアーであるため、すぐに予約が埋まってしまうので、早めに予約しましょう。

 

④SUP、カヌー

泳ぎが苦手な方やお子さんでも、カヌーやSUPで遊ぶことができます。

SUPとはスタンドアップパドルボードの略です。

幅の広いサーフボードに立ち、一本のパドルですすむ、最近人気のアクティビティです。

安定性が高く、自由自在に海の上を動けます。

カヌーやSUPでマングローブ林を進んだり、陸地からは行けないような滝つぼなどでひと休みしながら、西表島の大自然を満喫しましょう。

海の上でカヌーやSUPの上で仰向けになって、空をぼんやり眺めることもできます。

夏のように強い日差しがありませんので、気持ちよく楽しめるでしょう。

 

⑤キャニオニング

キャニオニングとは、トレッキングやカヌー、水泳などのスポーツを組み合わせて、沢を下っていくアドベンチャースポーツです。

ジャングルの中を歩いて川に出たら、自分の体一つで下っていくスリリングなアクティビティです。

ツアーでは、ヘルメットやプロテクターなど、安全に配慮した装備をレンタルしてくれますので安心です。

天然のウォータースライダーを下ったり、滝壺に飛び込んだりして、童心に帰って遊びましょう。

 

⑥シュノーケリング、ダイビング

沖縄・八重山に来たら欠かせないアクティビティが、シュノーケリングやダイビングです。

5月になるとウェットスーツなしでも潜れる日が増えますので、ぜひ体験してみてください。

春は、海の中も生き物の種類が増えてくる時期です。

サンゴの産卵期でもありますので、夜のツアーでは産卵の様子が見られるかもしれません。

本土の海では見られない、カラフルな亜熱帯の魚も100種類以上いると言われています。

遠浅の海岸や鳩間島などで潜れば、魚たちの群れや海中のサンゴ礁に圧倒されることでしょう。

 

さいごに

西表島の5月についてご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか。

内地の真夏と同じくらいの気候が始まる季節です。

そのため、アクティビティも盛んになり、ゴールデンウィークはとくに活気に溢れます。

早めの予約、十分なUV対策をして西表島の旅を楽しみましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。