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見どころ満載!西表島のおすすめ穴場スポットをご紹介

2021-01-13 03:35

西表島の穴場スポットを堪能しよう!

耳切の浜
青い海と離島ならではの自然。
そんな沖縄旅行の醍醐味を思う存分味わいたいのであれば、西表島への観光に赴いてみるのはいかがでしょうか?
手付かずのまま残されている大自然が広がっており、独自の生態系が育まれていることから付けられた異名は「東洋のガラパゴス」。
西表の自然環境は世界的に見ても非常に稀少なものであり、島全域に漂う秘境感こそが西表島の魅力だと言えるでしょう。
実は、そんな西表島には魅力的な穴場スポットが多数存在しています。

大自然西表島の実態

マングローブ川
2020年現在、西表島はユネスコによって世界自然遺産候補として指定を受けています。
日本国内ではまだ屋久島、白神山地、知床、小笠原諸島の四ヵ所しか世界自然遺産として認定されておらず、西表島はまさに国内屈指の大自然を誇る観光地なのです。
学術的にも価値が高い環境を守るため、西表島は人の住環境を整えるための森林伐採や土地開発が行われていません。
2400人以上が住んでいる有人島でありながら、島内を一周できる道路がまだないのが西表島の特徴の一つ。
なんと島の面積の内、90%以上が未開拓の亜熱帯原生林であり、土地勘のない観光客が不用意に立ち入ればジャングルの中で迷ってしまいかねません。
さらに歴史のある島だけに、現地の信仰によって立ち入りが禁じられているエリアも存在しています。
そのような土地の諸事情が相まって、観光客の足が向きにくい穴場スポットが島内各地に点在しているのです。
この記事では西表島の紹介と共に、現地に在住しているスタッフが自信を持っておすすめする穴場スポットを、ビーチ、滝、絶景の3ジャンルで5選ずつピックアップさせていただきます。

西表島への行き方

西表島は、沖縄本島よりも遥か南西の北緯24度、東経123度の場所に位置しています。
石垣島と同じ八重山諸島に属しており、亜熱帯海洋性気候であるため年間を通して非常に温暖です。
そんな西表島には空港が存在せず、島に向かうためには空港のある石垣島を経由しなくてはなりません。
石垣港離島ターミナルという場所から高速フェリーに乗って西表島へと向かうのが唯一のルートとなっています。
空港がないと聞くと不自由に感じるかもしれませんが、空港から港までは公共交通機関が通っておりアクセス性は良好です。
船便の数もかなり多く、朝7時から夕刻になるまで2時間に1本ずつ船が出ているため、行き来にはそれほど苦労せずに済むでしょう。

西表島には港が2つある

上原港
1つ押さえておきたい点として、西表島には南と北にそれぞれ1ヵ所港が存在しています。
離島ターミナルでチケットを買う時点でどちらの港へ向かう便かを選ばなくてはならず、航行時間は10分ほどしか変わりませんが、港の特色が異なっているため事前に把握しておきましょう。
北の上原港周辺は観光客向けの商業施設や飲食店が整っており、島内のアクティビティスポットにも赴きやすい位置取りとなっています。
南国リゾートを主目的とした旅行であれば、こちらを利用するのが適しているかもしれません。
大原港
対して南側の大原港は周辺が昔ながらの西表島の雰囲気を残しており、離島ならではの空気感を体感したいのであればこちらへの便を選びましょう。
また、遊覧船でマングローブ林を間近に見られる仲間川まではこちらが近いため、行く予定があれば大原港へと向かうのがいいかもしれませんね。

西表島での移動手段

西表島は県内で沖縄本島に次ぐ大きさの島であり、284㎢と離島としてはかなり広めの面積を誇っています。
周囲は約130kmとかなりの距離となっているため、観光スポットを巡りたいのであれば徒歩での移動は現実的とは言えません。
では、島を回るための移動手段にはどのようなものがあるのかについて以下でみていきましょう。

自由に回るならレンタカー

旅行にはさまざまなスタイルがありますが、周囲に気を遣うことなく自分のペースでゆっくり回りたいという方も多いのではないでしょうか。
そういった場合、島内の移動にはレンタカーを借りるのがベストです。
観光客も多く訪れる土地なため2つの港の近辺にはいくつかのレンタカー業者が出店しています。
業者によって、ネット予約や乗り捨て可能がどうかといったサービスが異なるため、料金と用途に応じて借りる先を選択すると良いでしょう。

肌で大自然を感じるならレンタサイクル

また、年間を通じて過ごしやすい気候の西表島ではレンタサイクルも盛んに利用されています。
青空の下、南国の太陽と海風を受けながらのサイクリングはこの上なく心地よいものであり、自転車に乗るのがお好きな方には大変オススメの移動手段です。
注意点として、西表島の道路は比較的アップダウンのある地形となっています。
普段あまり自転車で長距離を移動する機会がない方や体力に自信がない方は、その日の体調や目的地までの往復距離と相談した上で慎重に利用を決めたいところです。

おすすめはツアーに参加

トレッキングツアー
個人で自由に移動したい方向けの移動手段を2つ紹介させていただきましたが、他の方との団体行動が苦にならないという方にはぜひ島内ツアーの利用をオススメします。
上記でも述べさせていただいたように西表島は開拓された観光地ではありません。
土地勘の無い中で移動すると、道に迷って時間をロスしてしまう場合があり、マイナーな名所を訪れようとしても結局その場所を見つけられずじまいといったケースも少なくないのです。
その点、ツアーであれば現地の環境や土地勘に精通した方による案内を受けながら回ることができます。
ツアーによっては西表島の貴重な自然や文化の説明を受けつつ、島への知識や情報を深めながら観光を楽しむこともできるため、西表島をより多面的に味わうことができるでしょう。

西表島在住スタッフおすすめ穴場ビーチ5選

さて、移動手段をご紹介させていただいた次は西表島の名スポットをご紹介させていただきます。
ただ名所を挙げるのではなく、現地在住スタッフによる住民ならではの視点でのスポット紹介です。
西表島の旅行をお考えであれば必見です!

イダの浜

イダの浜
まずご紹介させていただくのは、西表島の西部にある白浜港から船で向かうことのできるイダの浜です。
白浜港から10分ほど船に揺られて移動すると、西表島の最西端に位置する船浮集落と呼ばれる小さな集落へと到着します。
イリオモテヤマネコの発見地として有名な船浮集落から600mほど進むと見えてくるのが目的地であるイダの浜。
秘境西表島の西奥にひっそりと佇むイダの浜は、美しい砂浜と透明かつ青い海、そして沖縄県内でも屈指の生き生きとしたサンゴ礁が海中に広がっていることを特色としています。
沖縄の海はサンゴが有名ですが、近年は環境の変化に伴ってサンゴが死滅し、白化してしまうという問題が各所で生じているでしょう。
しかし、このイダの浜の海はサンゴが健在であり、熱帯魚たちと共に海中を鮮やかに彩ってくれているのです。

鹿川湾の浜

イダの浜よりもっと秘境感のあるスポットに行ってみたいという方には、到達難易度がかなり高い鹿川湾の浜がオススメです。
なんとこのビーチへ陸路で赴くためには、ジャングルの中を半日ほどかけて歩いていかなくてはなりません。
訪れる難度が高いだけあって人の騒がしさがまるでなく、浜辺は自然そのままの美しい姿を残しています。
歩きで向かう自信はないけど興味があるという方は、仲間川などからカヤックや船で向かうこともできるため現地のツアーを調べてみると良いでしょう。

ウダラ浜

上で挙げたイダの浜から干潟を渡り、ジャングルをかき分けて2、3時間進んでいくとウダラ浜にたどり着きます。
ウダラ浜は、まばらにしか人が訪れない奥地の海岸線に位置しています。
このウダラ浜は、周囲に群生しているマングローブ林などの美しさに加え、かつてイリオモテのターザンと呼ばれたご老人が自給自足の生活を送っていた浜辺としても有名な場所です。
その方の生活の痕跡や石碑などが未だに点在していますので、ロマンに思いを馳せながら景色を楽しんでみるのもいいかもしれませんね。

星砂の浜

星砂の浜
星砂の浜は訪れやすさと景観の良さ、さらにプラスアルファの見所があるという点において非常に優れた浜辺です。
上原港から車で5分と非常に訪れやすい立地をしており、遠浅の海なためお子様連れで訪れても安心して楽しむことができます。
また「星砂の浜」という名前の通り、このビーチの砂にはたくさんの星の砂が含まれています。
砂を手にすくって眺めてみれば、南国旅情をたっぷりと感じることができるでしょう。

ナイヌ浜

ナイヌ浜
西表島の東側ではメジャーな南風見田浜という浜辺から、さらに30分ほどかけて海岸沿いを辿っていくとナイヌ浜という浜辺に辿り着くことができます。
あまりアクセス性が良好でないという点を踏まえても、この浜辺には非常に美しい環境が整っており、海中の景観は島内でも1、2を争うほど。
時期によってはウミガメの産卵も見られることから、人気スポットの1つとして隠れた人気を誇っています。

西表島在住スタッフおすすめ穴場滝5選

西表島は海だけでなく、島内にも美景が存在しているのが特徴の島です。
そんな西表島でも特に大自然を感じることができるのが数々の滝。
ぜひ訪れていただきたい滝5選をご紹介していきます!

クーラの滝

クーラの滝
上原港からほど近い場所に、幸運を呼ぶパワースポットとして名を知られているクーラの滝があります。
訪れやすい位置でありながら神秘性のある景観をしており、観光客だけでなく現地の人間もお参りに訪れるほど多くの人々に親しまれている場所なのです。

サンガラの滝

サンガラの滝
西田川という川の上流に位置しているサンガラの滝は、落差は小さいながらも非常に幅が広いという特徴を持っています。
落差が小さいおかげで滝壺の水流も激しくなく、水遊びを楽しんだり滝の裏側へと入り込んだりと全身で滝を体感できるのが長所でしょう。

カンピレーの滝

カンピレーの滝
「神の座」という意味を持つカンピレーの滝は、ゆるやかで力強い流れが何段にも連なった姿をしています。
この滝へは車で向かうことはできず、浦内川から遊覧船に乗り、ジャングルの手前で降りてそこから徒歩でさらに移動することで辿り着くことができます。
ツアーに参加すれば日本の名滝100選にも選ばれているマリユドゥの滝と合わせて眺めることができ、2つの滝を順に眺めて見比べるという楽しみ方ができる点でも面白いスポットとなっているのではないでしょうか。

ナーラの滝

ナーラの滝
秘境感あふれる滝を見たいのであれば、ナーラの滝がオススメです。
この滝は西表島の中でも奥まった位置にあり、カヌーやカヤックで川を移動して向かうコースの目的地として非常に高い人気を誇っています。
滝そのものも雄大な景観を誇っているうえに、アクティビティと合わせて楽しむことができるお得なスポットとなっているでしょう。

ゲータの滝

せっかく西表島に来たのだから探検らしいことをしてみたいけど、移動がきつすぎるスポットは避けたいという方には、島内東部にある「ゲータの滝」がオススメです。
島内道路沿いのゲータ橋という場所からジャングルへと入り沢沿いの道やジャングルを進んでいくと、垂直に切り立った岩に水が伝う個性的な景観のゲータの滝を目にすることができます。
道中沢登りをする場面もありますが、慣れた方なら一時間もかからず到着できる距離感がゲータの滝のオススメポイントです。
土地勘のない方でも、ツアーに参加すれば気軽なアクティビティとして楽しむことができるでしょう。

西表島在住スタッフおすすめ絶景穴場スポット5選

さて、最後は観光旅行の醍醐味とも言える絶景スポットをご紹介させていただきます。
大自然に溢れた西表島には都会では決して味わえない美景がこれでもかと散らばっているのが特徴です。
上手くプランを組んで、日程に問題がなければ全スポットのコンプリートを目指してみるのもオススメです。

サンセットを見る!ウナリザキ公園

ウナリザキ公園
上原港からレンタカーを利用して10分ほどの位置に、西表島で最も美しい夕日が見られる場所とされるウナリザキ公園があります。
しっかりと遊歩道が整えられており、展望台からは南国らしい海とその先に見える島影を楽しむことができるでしょう。
夕刻に海の向こうへ沈んでいく真っ赤な太陽は、旅行の思い出に深い感動を添えてくれること間違いなしです。

サンライズを見る!星砂海岸

星砂海岸
上でご紹介した星砂の浜は、現地では美しい朝日を眺めることができる場所としても知られています。
白い砂浜をゆっくり散歩しながら波の音を聞いていると、やがて南国の日差しが水平線の彼方からゆっくりと顔を覗かせてくれます。
人気スポットの1つである星砂海岸ですが、早朝にはほとんど人影がないためより豊かな時間を送ることができるでしょう。

ツアーでしか行けない!鍾乳洞

鍾乳洞
西表島のマングローブ林の中には3つ連なった鍾乳洞があり、大中小とそれぞれ個性的な姿を見せてくれています。
最も奥行きのある鍾乳洞は100mほどに渡って穴が続いており、ひんやりとした空気を浴びながらの鍾乳洞探検は、暑い南国旅行で一時の涼感を味わえる場所として人気です。

ビーチで星空を見る!トゥドゥマリ浜

トゥドゥマリ浜
トゥドゥマリ浜は沖縄には珍しく、サンゴの破片ではない普通の砂で形成された浜辺であり、さらさらとした砂地の上を素足で歩くことができます。
地形が湾となっているため波が穏やかであり、プライベートビーチのような雰囲気の中で落ち着いて海を楽しむことができるでしょう。
ぜひ砂浜に腰を下ろして、日本初の「星空保護区」として認定を受けている西表島の星空を見上げてみてください。

サガリバナを見る!クーラ川

クーラの滝
上で紹介させていただいたクーラの滝と繋がっているクーラ川では、幻の花と言われるサガリバナを鑑賞することができます。
サガリバナは基本的に南国でしか目にすることのできない稀少な花で、夜に咲き、夜明けにはその白い花を散らせてしまうという儚さで知られているでしょう。
梅雨明けから夏の期間にだけ見られるサガリバナを、クーラ川ではカヌーなどのアクティビティと一緒に楽しむことができます。
現地でさまざまなツアーが組まれているので、都合が合えば参加してみるのがオススメです。

まとめ

現地スタッフ目線で西表島の穴場や魅力を紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。
有名なスポットを巡る旅行ももちろん素晴らしいのですが、少し行きにくい場所や知名度の低い場所を旅行の目的にしてみるのも充分に楽しめるでしょう。
ぜひ穴場スポットへと足を運び、西表島の奥深い魅力に触れてみてください!