現地コラム
COLUMN

西表島には港が2つある?「上原港」と「大原港」の違いと失敗しない選び方
みなさんこんにちは!
西表島最大級のアクティビティショップ
「西表島 ADVENTURE PiPi」です!
みなさまは西表島をご存知でしょうか。
西表島は沖縄県にある島で、Z本島から南西に400km以上の場所に位置している離島です。
沖縄本島よりも台湾の方が近いというぐらいの立地であり、島の面積の大部分が亜熱帯のジャングルに覆われているため空港がありません。
そのため、西表島へと赴くための交通手段は船(フェリー)のみとなります。
そんな西表島には玄関口となる港が二つあり、今回は上原港・大原港についてご紹介させていただきます。
目次
西表島はどっちの港を選ぶべき?上原港・大原港の違いと比較
西表島へのアクセスでまず悩むのが「上原港と大原港、どちらに行けばいいのか」という点です。
結論から言うと、目的や重視するポイントによっておすすめの港が変わります。まずは以下の比較表をご覧ください。
| 比較項目 | 上原港(うえはら) | 大原港(おおはら) |
| おすすめな人 | アクティビティ・海遊び重視 | ゆったり観光・仲間川や由布島 |
| 石垣島からの時間 | 約45〜55分 | 約40〜45分 |
| 大人片道料金 | 2,690円 | 1,580円 |
| 冬場の就航率 | 低い (北風の影響で欠航しやすい) |
高い (島に囲まれ安定している) |
| 周辺の環境・施設 | 飲食店・スーパー・宿が豊富 | のどかで静か・牧歌的な雰囲気 |
| 代表的なスポット | 星砂の浜、ピナイサーラの滝など | 仲間川マングローブ、由布島など |
石垣島からの航路や各港の位置関係、冬場に上原港が荒れやすい理由(風の向き)などは、事前にマップ等で確認しておくと旅の計画が立てやすくなります。
上原港のメリット

アクセス性では大原港が便利ですが、到着後の観光のしやすさにおいては上原港の方が優れています。
①ビーチまで近い

シュノーケリング等のマリンアクティビティを楽しみたい方には、ビーチまでの距離が近い上原港がオススメ。
星砂の浜や月ヶ浜、夕景がきれいな中野海岸などは、いずれも上原港から近い立地となっています。
車を利用すれば数分、コンパクトな範囲で大充実のアクティビティを体験できるでしょう。

さらに上原港の近辺は川のアクティビティも非常に盛んです。
車で約10分の場所には沖縄県最長の浦内川があり、クルージングやトレッキングを楽しめます。
海と川の両方を希望される方は、間違いなく上原港を利用されるのがベストだと言えます。
②周辺の施設が充実

飲食店やお土産屋、そして宿泊施設の数を比較すると、上原港の方が圧倒的に充実しています。
徒歩圏内に郷土料理店や島カフェが多くあり、食事の選択肢が多いのも嬉しいポイント。
お酒を飲まれる方にとっても、飲食店と宿が近い環境は非常に嬉しい要素と言えるでしょう。
大原港のメリット

一方で大原港の近辺は、ビーチよりも山や川での遊びがメインになります。
大自然溢れる「仲間川」でのマングローブクルーズが大原港近辺では定番の人気アクティビティです。

さらに有名観光スポットである由布島行きの水牛車乗り場もあり、ゆったりとした時間を過ごせます。
大原港周辺はどこか牧歌的なムードが漂っており、静かに過ごしたい方に最適。
活発な上原港に対して、しっとりとした島時間を堪能したい方には大原港が良いかもしれませんね。
【2026最新】石垣島から各港へのフェリー時刻表と料金

西表島へ向かう船は、同じ八重山諸島に属している石垣島からのみ運航しています。
石垣空港から石垣港へ移動し、そこにある「石垣港離島ターミナル」から西表島行きの船に乗りましょう。

船は主に「安栄観光」と「八重山観光フェリー」の2社によって運営されています。各社の午前中の運航スケジュールと料金をまとめました。
フェリーの料金
上原港行と大原港行のフェリー片道料金(石垣島発)は以下の通りです。
上原港行(片道)
・大人(中学生以上): 2,690円
・小人(小学生): 1,350円
大原港行(片道)
・大人(12歳以上): 1,580円
・小人(6〜11歳): 800円
【石垣島発 → 上原港行き】
所要時間: 約45〜55分(鳩間島経由は約70〜80分)
| 時間 | 運航会社・備考 |
| 07:00 | 安栄観光 |
| 08:00 | 八重山観光 |
| 08:30 | 安栄観光(※鳩間経由) |
| 11:00 | 八重山観光 |
【石垣島発 → 大原港行き】
所要時間: 約40〜45分
| 時間 | 運航会社・備考 |
| 07:00 | 安栄観光(※上原欠航時のみ) |
| 07:30 | 八重山観光 |
| 08:30 | 安栄観光 |
| 09:00 | 八重山観光 |
| 10:30 | 八重山観光 |
※2026年4月1日以降の最新スケジュールです。天候による変更の可能性がありますので、乗船前に各社の公式サイトをご確認ください。
繁忙期の注意事項

GWや夏休みなどの繁忙期は、フェリーチケットが早々に売り切れる場合があります。事前に各フェリー会社の公式サイトで予約をしておくと安心です。
また、離島ターミナルも大変混雑するため、出港の30分前には到着しておくことをおすすめします。

ネット予約が「満席(×)」で取れないお客様へ
連休等で事前予約枠が満席の場合でも、当日のフェリー乗り場窓口にて「当日券」をご購入いただけます。
ツアーには問題なくご参加いただけますので、どうぞご安心ください。

上原航路欠航時のご案内
上原航路が欠航となった場合でも、大原港経由の迂回ルートでツアーにご参加いただけます。
その際、チケットは「大原港行き」ではなく、そのまま「上原港行き(往復)」をご購入ください。
(フェリー会社の無料送迎バスをご利用いただくためです)
航路の運航時間の違い

石垣島-上原港間は船で45〜55分ほど。一方で石垣島-大原港間は約40〜45分程度の船旅となっており、所要時間でも大原港の方が若干早い結果となります。
さらに特筆すべきは、上原港へ向かう船は冬場に欠航が多いという点です。

上原港間の航路は風を遮るものが何もなく、風が強い日に大きく影響を受けて波が高くなってしまいやすいのです。
比べて、大原港間の航路は北側に竹富島や小浜島があり、周囲の島が風を遮ってくれるため、欠航しにくいでしょう。
冬場の上原港との航路においては、なんと月を通して半分以上の便が欠航することもあるほどです。
石垣港からのアクセスという観点においては、大原港の方が安定していることが一目瞭然だと言えます。
レンタカー・カーフェリーの利用

西表島を訪れた際、島内のあちこちを巡りたいのであればレンタカーの利用が定番です。
未開拓な土地が多いことから、公共交通機関だけに頼ったのでは不自由を感じることが多いでしょう。
二つの港の周辺にも観光客向けに複数のレンタカー業者が出店しており、レンタカー利用は必須とまで言えるかもしれません。

また、石垣島にて既にレンタカーを借りているという場合は、カーフェリーの利用を検討しましょう。
カーフェリーは大原港・上原港ともに運航しているため、車をそのまま西表島へ持ち込むことができます。
ただし、高速船を利用した際よりは時間がかかることに留意しておきましょう。

現地ツアーへの参加などを予定している場合は、たっぷりと時間に余裕を見て計画を組むようにしましょう。
ちなみに、二港の間をレンタカーで移動する場合の時間目安はおよそ1時間となっています。
両港を行き来するには?

港を間違えてしまった場合でも、島内を結ぶ西表島路線バスが運行しているのでご安心ください。
停留所は主要スポットや両港を網羅しており、お得な「1日乗車券」もバス内で販売されています。
バス停以外の場所でも自由に乗り降りできるフリー乗降制というユニークなシステムも魅力です。
さいごに
西表島の二つの入り口、いかがだったでしょうか。
旅の成否を決めるのは事前の下準備です。
航路や運航スケジュールをしっかりと把握した上で、最高の西表島旅にしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。