現地コラム

COLUMN

西表島サガリバナツアー

2020-02-06 09:41

「西表島のサガリバナってどんな花?」

「西表島に行ってサガリバナを見てみたい!」

そんな方に向けて、この記事では西表島で見られるサガリバナについてご紹介しています。

 

西表島の幻の花サガリバナ

サガリバナ

あなたは西表島の魅力をご存じでしょうか?

西表島といえば「東洋のガラパゴス」と言われるほど自然や生き物が豊かな島です。

島の約90%が未開拓地であり、手つかずの自然が多く残っています。

そんな西表島には、夏にしか咲かない「幻の花」があるのを知っていますか?

名前はサガリバナと言います。

サガリバナはとても美しい花で、夏の西表島ではサガリバナを観賞できるツアーが人気です。

ということで今回は、サガリバナについて詳しく紹介していきます。

サガリバナを見られるツアーも紹介しているので、西表島に行こうと考えている方は、ぜひ参考にしてください!

 

サガリバナとは

サガリバナ

サガリバナは、サガリバナ目サガリバナ科の常緑高木で、一年中緑色の葉を付けているのが特徴です。

枝先に楕円形の葉をつけており、長さは20~25cm、色は光沢のある緑色です。

別名は「サワフジ」といい、花が垂れ下がって咲くことから「サガリバナ(下がり花)」とも呼ばれています。

細長い枝がたくさん下に伸びており、そこに10〜20の花を咲かせます。

全長は約3メートルから、長いもので10メートルほどにも。

サガリバナの花びらは白やピンク色ですが、その色は個体によって異なります。

白とピンク色が入り混じって咲いており、そのグラデーションがとても綺麗です。

サガリバナ

サガリバナの花はバニラのような甘い香りを放ち、花が咲く夜中は遠くからでも甘い香りが漂ってきます。

近づいていくと徐々に香りが強くなってくるため、咲いている場所が分かるほどです。

西表島の虫たちが、甘い香りに惹きつけられている光景が見られます。

そして、サガリバナ一番の魅力は、一夜に咲いて明け方には散ってしまうという儚さです。

夜の20時ごろから真夜中にかけて満開となり、翌朝の5時ごろにはポトリと花びらを落としてしまいます。

まるで線香花火のような美しさに心惹かれて、毎年多くの方がサガリバナ鑑賞に訪れています。

サガリバナの花言葉は「幸運が訪れる」です。

夏の夜にしか咲かないサガリバナ、見るだけでも幸せになれるかもしれませんね。

 

サガリバナの分布とベストシーズン

水面のサガリバナ

サガリバナはどのあたりで見られるのでしょうか。

また、サガリバナを見るには何月がベストタイミングなのか?

ここから詳しく解説していきます。

◼️分布

サガリバナ

サガリバナは主にインドや東南アジアなど、熱帯・亜熱帯気候の地域に分布しています。

日本では奄美大島を始めとした、南西諸島に自生しています。

沖縄本島、西表島、宮古島、石垣島、由布島など、さまざまな所でサガリバナを見られるでしょう。

その中でも西表島は、サガリバナ観賞にはベストな場所と言えます!

なぜなら西表島には、サガリバナが生育するマングローブや河川がたくさんあるからです。

サガリバナはマングローブの後背地や川沿いの湿地に生育するため、西表島に多く分布しています。

仲間川や浦内川、前良川、後良川などで群生しているサガリバナを見られます!

 

◼️ベストシーズン

散ったサガリバナ

サガリバナは主に、夏にしか咲かない花です。

具体的には梅雨明けの6月中旬~10月頃までが開花時期とされています。

特に6月下旬から8月が最盛期のため、サガリバナを見るならこの時期がベストと言えるでしょう。

またサガリバナは年中緑の葉をつけているため、別シーズンに来ても花が咲く前の様子を観察できます。

開花前の姿を見たら、次回は開花した姿を楽しみに西表島へ訪れるのも良いですね。

ということで夏の西表島では、サガリバナを観賞できるツアーが人気です!

川沿いで多く見られるため、カヌーを漕ぎながらサガリバナを見るツアーなどがオススメです。

あなたもツアーに参加して、サガリバナの美しさを堪能しませんか?

 

西表島サガリバナ鑑賞ツアー

早朝サガリバナ鑑賞カヌーツアー

早朝カヌー

早朝にカヌーを楽しみながら、儚く落ちていくサガリバナ観賞をしてみませんか?

静寂に包まれた朝、マングローブ林に囲まれてのカヌーは独特な雰囲気があります。

動物たちの鳴き声とサガリバナが水面に落ちる音だけが聞こえる、夜明けの西表島。

川に浮かぶサガリバナが甘い香りを放ち、なんとも幻想的な空間を味わえます。

朝日を浴びつつ、カヌーを漕ぎながら美しいサガリバナを堪能できる、大満足の早朝ツアーです!

サガリバナ

早朝なので、短時間であまり体力を使わないプランになっています。

5時から8時ごろまでの約2時間半で、サガリバナが最もきれいに見られる時間にマングローブ林へ向かいます。

「カヌーは漕いだことないけど興味がある」という方も、気軽に参加してOKです。

ガイドにサポートしてもらい、初心者の方でも慣れればスイスイ漕げるようになります!

 

早朝サガリバナ鑑賞SUPツアー

西表島 マングローブSUP

また早朝サガリバナ鑑賞では、SUPでのクルージングもできます。

SUP(サップ)はボードに立ってパドルを漕いでいく、新感覚アクティビティです!

安定感のあるボードで誰でも楽しめるのが魅力。

ハワイ発祥のマリンスポーツで、近年は西表島でも人気が高まっています。

SUPをやってみたいという方でも、手ぶらで気軽に参加してください!

簡単で誰でも楽しみやすいスポーツなので、少し練習すれば乗りこなせるようになるでしょう。

女性には体幹を鍛えられるフィットネスとしても、人気を集めています。

あなたもアクティビティを楽しみながらサガリバナを眺める、優雅な一日の始まりを迎えませんか?

 

幻の一夜花サガリバナナイトツアー

サガリバナ

ここまでは、早朝のサガリバナツアーを紹介してきました。

もちろん、サガリバナは早朝だけでなく、夜でも存分に観賞できます!

「朝早く起きるのはしんどい」という方には、このプランがオススメ。

早朝に散っていくサガリバナも美しいですが、夜に満開となるサガリバナも素晴らしい光景です。

他にも夜行性のオオコウモリ、オオベンケイ、ヤシガニなど、ここでしか見られない生き物に出会えるかもしれません。

マングローブ林を抜けて空を見上げれば、満天の星空が広がっています!

西表島は日本初の「星空保護区」に指定された、世界的にも貴重な場所です。

空気が澄んでいて街灯もほとんど無く、星空を眺めるには絶好の条件がそろっています。

真っ暗な時間で、不安という方もご安心ください!

 

サガリバナ鑑賞

サガリバナ

早朝にサガリバナを見に行って、その先で美しい滝も観賞できるロングツアーです。

「サガリバナ以外にも景色を見てみたい」

「朝からたっぷり時間をかけて楽しみたい!」という方には、このプランがオススメ。

サガリバナの名所までは、片道1時間半以上かけて向かいます。

ちょっと大変ですが、他の観光客の方が少ない場所なので、少人数で絶景を堪能できますよ。

サガリバナ観察しながら、朝食に特製サンドイッチを用意してもらえるのも楽しみの一つです!

朝ごはんを食べながらサガリバナを眺める、贅沢な朝のひとときになるでしょう。

サガリバナを見た後は、上流にある「ナーラの滝」を目指して進んでいきます。

ナーラの滝は、落差25メートルの「幻の滝」と呼ばれる人気スポットです。

ナーラの滝では滝つぼで水遊びをしたり、寝不足の方はお昼寝をしたり、自由な時間を過ごせます。

お昼にはランチも提供してもらえるので、冷えた体もポカポカ!

サガリバナとナーラの滝、西表島の自然を心ゆくまで満喫してくださいね。

早朝の出発からお昼のツアー終了まで、9~10時間のロングツアーとなっています。

西表島のサガリバナツアーの中でもかなり独特なプランなので、他のツアーにはない楽しみがいっぱい!

朝早くからアクティブに観光を楽しみたい方は、ぜひ参加してみてください。

 

さいごに

西表島のサガリバナについてご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

一夜限り咲いては散ってしまう儚さが、サガリバナの魅力です。

鮮やかな白とピンクの花びら、甘いバニラの香りに、あなたも魅了されてしまうでしょう。

サガリバナツアーはいずれも夏にしか行われないので、サガリバナを見たい方はぜひ夏に訪れてください!

早朝や夜のクルージングは冒険感たっぷりで、きっと素敵な思い出になるでしょう。

夜に満開となるサガリバナはとても美しく、非日常的な光景です。

また、明け方にポトリと落ちる様子も、どこか切なく惹きつけられます。

まさに「幻の花」と呼べる美しい花です。

夏の西表島で、夜や早朝にサガリバナを楽しみに来てください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。