現地コラム
COLUMN
トントンミーって何?トントン飛び跳ねるミナミトビハゼと言われる魚についてご紹介します!
みなさんこんにちは!
西表島最大級のアクティビティショップ
「西表島 ADVENTURE PiPi」です!
西表島には、独特の気候もあり、それに合わせた多種多様な生物が生息しています。
トントミーも、その一つであり、面白い特徴があります。
そこで今回は、西表島にも生息するトントンミーについてまとめました!
「トントンミーについて知りたい!」
などを考えている方におすすめしたい記事です!
目次
トントンミーって何?
皆様は、トントンミーという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
トントンミーという言葉だけでは、一体何のことか分からないという方も多くいらっしゃると思います。
そこで今回は、トントンミーについてご紹介いたしますので、トントンミーにご興味がある方はぜひ参考にしてください!
トントンミーは魚?
トントンミーはハゼ科の魚であり、ミナミトビハゼという名前を持っています。
要するに、トントンミーはトビハゼの一種なのです。
なお、トントンミーという言葉は、日常生活でたまに聞くというぐらいの方言であるため、沖縄の方言に詳しい人なら普段でも使用しているでしょう。
また、トントンミーという名前は、ピョンピョンと跳ねる姿が由来となっています。
トントンミーはどこに
生息しているの?
日本では、トントンミーを琉球列島の奄美大島以南で見ることができます。
また、日本以外では、西太平洋の熱帯と亜熱帯地域に広く分布し、海岸の泥湿地や、特に淡水の影響のあるところを生息地としています。
特に河口のマングローブ帯に数多く暮らしていますが、海岸や汽水性の湿地でもその姿を見ることが可能です。また、稀に淡水域に出現することもあるそうです。
加えて、礫のある場所やコンクリート護岸に出現することもあるものの、付近に泥質の干潟がある場合に限られています。
トントンミーはムツゴロウの親戚?
姿を見たことがある人であれば、ムツゴロウを思い浮かべるでしょう。ムツゴロウはスズキ目・ハゼ科に属する魚であり、潮が引いた干潟の上で生活しています。
トントンミーは、干潟の上をピョンピョン跳ねる姿がムツゴロウに酷似しているのです。もちろん、分類の面から見ても、トントンミー(ミナミトビハゼ)はムツゴロウと親戚であると言えます。
中には、トントンミーとムツゴロウは呼び方が異なるだけであり、同じ生き物とする見解もあります。
トントンミーの特徴
ここで、トントンミーの特徴についてお伝えいたします。
トントンミーは動物食性であり、陸上において見られることが多い魚です。ゆっくり移動する時には身体を真っ直ぐに伸ばし、左右の胸びれを同時に掻いて這うように進んでいきます。
また、驚いた時には胸びれを使うことがなく、体を「つ」の字型に大きく曲げて、強く振り出して跳びます。
そして、満潮の際には水面上の岩や木の根本などを少し登ったところで休み、干潮時には餌の多い干潟で活発に這い回る点も特徴的であり、満潮時と干潮時では居場所が変わる点も特徴です。
トントンミーの生態系
トントンミーの生態系は、どういったものになのでしょうか。種子島より南の暖かい場所に生息しているのが、トントンミーです。
河川の河口付近にある泥干潟あるいは湿地に多く生息しており、河川の少し上流にも分布している点が特徴です。
多くの場合で水辺の近くにある陸上において生活しており、エラが袋状になっていて水を溜められる構造になっています。
それと共に、皮膚呼吸をすることもできるのです。さらに、身体の表面が乾くことを防止するために、粘液で守っていることもトントンミーの特徴です。
トントンミーに出会える!
世界遺産西表島のおすすめ
アクティビティ5選
最後に世界遺産である西表島でおすすめのアクティビティを、5つご紹介いたします。
西表島では、大自然を満喫できるアクティビティを体験できます。アクティビティを西表島で楽しんでいる時に、もしかしたらトントンミーに出会えるかもしれません!
旅行前にどのアクティビティに参加しようかお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
トントンミーに出会える!世界遺産
西表島のおすすめアクティビティ5選
①マングローブSUP/カヌー&
トレッキング
西表島らしさのある自然を大いに満喫したいという方もいらっしゃるでしょう。そのような方には、マングローブでのSUP/カヌー&トレッキングがおすすめです。
西表島では、マングローブでSUPもしくはカヌーを楽しみ、トレッキングも体験できるセットツアーが用意されています。
例えば、半日ずつのツアー内容にそれぞれの魅力が凝縮されているものや、自然の中で1日を満喫できる充実のプランなどはいかがでしょうか。
マングローブ林内の川をSUP(もしくはカヌー)でゆっくりと進んでいき、ピナイサーラの滝やナーラの滝を目指します。カヌーを下りた後は亜熱帯ジャングルをトレッキングし、これも人気があるアクティビティの1つです。
ジャングルの奥にある滝は自力で訪れることが難しいものの、ガイド付きツアーへの参加であれば、大人から子供まで安心して滝遊びができるでしょう。
なお、4歳から参加可能なツアーもあるため、より安全が確保されていることが分かります。たくさん身体を動かすツアーであることから、濡れたり汚れたりしても大丈夫である動きやすい服装で参加しましょう。
トントンミーに出会える!世界遺産
西表島のおすすめアクティビティ5選
②マングローブSUP・カヌー×
由布島観光
西表島には、マングローブでのSUP・カヌーと由布島観光を楽しめるツアーがあります。世界遺産・竹富町観光案内人条例の公認である、西表島のプロガイドが案内してくれます。
そのため、世界遺産である西表島を代表するマングローブの川をカヌーもしくはSUPでジャングル探検しながら、動植物の説明を聞くことが可能です。
午後からは水牛車に乗りゆったりと海を渡ったり、人気の由布島観光へと繰り出しましょう。なお、ツアー中に撮影した写真について、枚数の制限なくプレゼントしてもらうことができます。
石垣島の離島ターミナルより約40分で訪れることができるため、石垣島から日帰りでの参加も可能です。
もしかしたら、ツアーの中でトントンミーに出会えるかもしれません!
トントンミーに出会える!世界遺産
西表島のおすすめアクティビティ5選
③マングローブSUP/カヌー×
キャニオニング
西表島を満喫するなら、マングローブでのSUP/カヌー×キャニオニングのツアーに参加するのも一案でしょう。SUPもしくはカヌーで、マングローブの秘境を目指します。
さらに、90分とたっぷりの時間で滝遊びを楽しむことも可能です。秘境となっているジャングルであるクーラの滝は、SNS映えすること間違いなしのスポットです。
また、クーラの滝は「幸運の滝」とも呼ばれているので、ぜひ訪れてみてください。1名から即時での予約が可能なツアーであることから、ひとり旅の方にもおすすめです。
あなたもマングローブで、非日常を堪能してみませんか。
トントンミーに出会える!世界遺産
西表島のおすすめアクティビティ5選
④サンセットSUP/カヌー
日本最後の秘境と言われる西表島で、サンセットSUP/カヌーを楽しむツアーもあります。
サンセットSUP/カヌーは、西表島に到着したその日あるいはツアー後に、まだ遊び足りないという方でも参加可能です。
西表島に宿泊するのであれば、ツアーが終了した後に滞在先のホテル(上原地区限定)まで送迎してくれるサービスもあります。ツアーでは、初心者の方でもガイドが完全サポートしてくれるので、安心です!
また、ツアーでのガイドは全員が水難救助員の資格を保有している点でも、安心して参加できるでしょう。
西表島の大自然の中で夕日を見ることができれば、一生の思い出となること間違いなしです。
サンセットSUP/カヌーなら、西表島の大自然をおしゃれに楽しむことができるのではないでしょうか。SUPで移動をする途中には、もしかしたらトントンミーに会えるかもしれません。
トントンミーに出会える!世界遺産
西表島のおすすめアクティビティ5選
⑤サンライズSUP/カヌー
夕日を見ながらのサンセットSUP/カヌーがあるなら、西表島にはサンライズSUP/カヌーもあります。サンセットSUP/カヌーが夕日を眺めるツアーで、サンライズSUP/カヌーは、朝日を眺められるツアーです。
西表島の自然の中で、SUPもしくはカヌーに乗りながら朝日が上るのを目の当たりにすることができるでしょう。
ツアー中には、ガイドが専用の防水カメラにおいて写真撮影をします!その写真は、データとしてプレゼントしてもらうことができるのも嬉しいポイントです。
また、ツアーガイドは、水難救助員資格を取得している方ばかりというプランもあり、安心です。
なお、独自の安全基準に基づいて、フィールドコンディションが悪い場合には、ツアーを無理に催行することもないため、安全面は万全といえるでしょう。
ぜひ大自然に囲まれた西表島に上る太陽を、早朝の海の上から眺めてみてください。
さいごに
今回はトントンミーの基本情報やトントンミーに出会えるかもしれないアクティビティをご紹介させていただきました!
トントンミーというのはハゼ科の魚であり、ミナミトビハゼという正式名称があります。
そんなトントンミーは琉球列島の奄美大島以南で見ることができ、ピョンピョンと跳びはねる姿はムツゴロウと似ており、ムツゴロウの親戚でもある魚です。
西表島の砂浜などを散策している時には、トントンミーに出会える可能性があります。また、SUPやカヤックなどのアクティビティを楽しんでいる最中に、トントンミーに遭遇できる可能性もあります。
トントンミーにご興味がある方は、ぜひ西表島を訪れてみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました。