西表島のおすすめレンタサイクルショップ！料金や借りれる自転車を現地スタッフが徹底解説します！

みなさんこんにちは！

 

西表島最大級のアクティビティショップ
「西表島 ADVENTURE PiPi」です！

 

旅行するときは、事前に現地での移動手段について考えることもありますよね！

 

西表島でもいろんな移動手段はありますが、その中でも最近はレンタサイクルでの移動が流行っています。

 

そこで今回は、西表島のレンタサイクルについてまとめました！

 

「西表島でレンタサイクルってあるの？」

 

「西表島でレンタサイクルを借りるときの注意点を知りたい！」

 

などを考えている方におすすめしたい記事です！

 

西表島のレンタサイクル

西表島は、沖縄県の中で本島に次ぐ2番目に大きな島で、沖縄本島から約400km離れた八重山諸島で最大の面積を誇る島です。

 

そんな西表島をすべて徒歩で観光するのは、非常に大変といえるでしょう。

 

西表島には、路線バス、タクシー、レンタカー、レンタルバイク、そして、レンタサイクルの5つの移動手段が設けられています。

 

今回はその中のレンタサイクルをテーマに、西表島観光に役立つ情報をご紹介させていただきます！

 

西表島でレンタサイクルが
おすすめの理由

西表島を観光する際、レンタサイクルに着目する理由はいくつかありますが、一番の理由は「手軽さ」です。

 

また、手軽さに加えて西表島の大自然を自転車で颯爽と感じられることも魅力といえるでしょう。

 

以下では、レンタサイクルとレンタカーの比較やメリット・デメリットを詳しくご紹介しておりますので、旅行前にチェックしてみてください。

 

レンタサイクルとレンタカーの比較

ここからは、レンタサイクルでの移動手段として比較対象になることが多いレンタカーと比べてみましょう。

 

借りられる場所、時間、料金を軸にレンタサイクルの一番の魅力である「手軽さ」についてもご紹介いたします。

 

西表島への旅行計画を立てる際に、レンタサイクルかレンタカーで迷われている方はぜひ参考にしてください。

 

レンタサイクル

西表島で自転車を借りる場所は、西表島の玄関口である上原港と大原港です。港からすぐにあるため、西表島に到着したらすぐに借りることができます。

 

レンタルの時間は1時間単位で選択可能で、料金は1時間300円〜500円程度です。借りた当日中に返却した場合でも1,500円ほど、24時間借りても2,000円くらいなので、レンタカーよりも格安といえるでしょう。

 

また、宿泊したホテルで借りることもでき、この点も手軽さのポイントとして挙げられます。

 

さらに、アクティビティツアーにはレンタサイクルが付いているものもあるので、こちらを利用するのも便利です。

 

レンタカー

西表島で車を借りる場所であるレンタカーの店舗は、自転車と同じく上原港、大原港といった港近辺に集中しています。

 

借りられる時間は最短で3時間、基本的には1日単位で借りることになります。料金は店舗や車種によってバラつきがあるのが特徴です。

 

また、西表島にはガソリンスタンドが4箇所しかなく、いずれも港から近いところにしかないので、ガス欠で身動きが取れなくなるリスクもあります。

 

そのため、乗り捨てOKになってはいますが、その場合別途料金がかかってしまいます。この点を考えるとレンタサイクルに比べて、レンタカーは手軽ではないといえるでしょう。

 

レンタサイクルのメリット・
デメリット

レンタサイクルとレンタカーを比較すると、どちらがニーズに合っているかを判断しやすいと思います。

 

ここからは、ご紹介させていただいた手軽さを踏まえた上で、レンタサイクルのさらなるメリットと手軽さゆえに生じるデメリットをご紹介いたします。

 

先ほどのレンタカーとの比較の部分の内容も含めて、西表島観光のプラン作成にお役立てください。

 

レンタサイクルのメリット

大きなメリットは、西表島の魅力を全身で感じることができる点です。

 

自転車ならではの楽しみ方ができるので、気持ちの良い西表島観光になることでしょう。

 

この点はレンタカーでは味わえないポイントなので、レンタサイクルを検討する要素にしてみてください。

 

観光をじっくり楽しめる

自転車を使うことで、西表島をゆっくり周遊することができます。自転車での移動であれば西表島の動物たちを見つけやすく、植物もじっくり観察できます。

 

また、道中で気になる場所を見つけた場合は自転車を降りて、そのまま歩いて散策することができる点も小回りがきく自転車のメリットです。

 

さらに、燃料の心配もないため、体力に自信があるのであれば遠くまで行くことができ、西表島の奥深さをより味わえるでしょう！

 

島の空気を感じやすい

自転車だと西表島の空気をより肌で感じることができます。レンタカーでも西表島の空気を感じることができますが、自転車を漕ぎながら受ける風は特に心地良いものです。

 

海沿いの道を走れば潮風が運んでくる海の香りを、ジャングルの中を走れば、土や植物の香りを堪能できます。

 

また、現地の方や他の観光客から声をかけられたり、逆に声をかけたりしやすいので、現地の方や他の観光客の方々と仲良くなれるかもしれません。

 

現地の人だからこそ知るエピソードを聞けたり、他の観光客の方と情報共有したりできるなど、自然以外の空気も感じられます！

 

少しの移動に便利

西表島のレンタサイクルは1時間単位で借りられるので、港周辺のお土産屋さんや飲食店を巡りたい時など「歩くのは厳しいけれども、車を使うほどではない」という時に利用しやすいのがメリットです。

 

料金も数100円で済むので、出費もかさみません。そのため、港周辺の観光にはレンタサイクルが最適といえるでしょう。

 

宿泊先で借りられる場合も、そこを拠点に近くの観光スポットをふらっと巡ったり、散歩がてらサイクリングをできたりするので、このように活用可能な点がレンタサイクルの良いところです。

 

レンタサイクルのデメリット

ここからは、西表島でレンタサイクルする際に生じるデメリットをお伝えします。

 

ここでお伝えするデメリットは、西表島の環境が理由になることが多いです。

 

西表島では、高確率で独自の自然環境の洗礼を受けることになるため、レンタサイクルを検討されている方は事前にチェックしてみてください！

 

天候に左右される

西表島は、1年間を通して比較的雨が降りやすい傾向にあります。島のほとんどがジャングルの西表島は、雨が降ると自転車で走るには不向きな場所が多いです。

 

特に、梅雨の季節や台風の季節は大雨となり、自転車走行が困難になるでしょう。

 

夏は紫外線が強く気温も高いため、紫外線対策、熱中症対策が必須です。また、冬は北風が強くなることが多く、寒さ対策も必要となります。

 

このように、西表島ならではの気候に左右されるので、事前の準備をしっかりしておくことが大切です。

 

坂道が多い

西表島は、河川や沢が多い山岳地帯でもあり、坂道が多いです。そのため、自転車での移動は一筋縄ではいきません。

 

レンタサイクルで快適な西表島観光をする際は、自転車を借りる時に、自転車のタイプを確認しておきましょう。

 

仮にシティタイプ(いわゆるママチャリ)で走ってしまうと、坂道に苦労してしまいます。マウンテンバイクやロードバイクを選ぶと、比較的坂道も楽に走れるでしょう。

 

電動アシスト式の自転車を借りられるところもあるので、こちらのレンタルも視野に入れてみてください！

 

疲れやすい

先ほどの坂道が多いという点と関係しますが、西表島での自転車走行は体力を使います。西表島は自転車を移動手段と考えると広い島なので、自転車で1周することは体力的に厳しいといえるでしょう。

 

先ほど同様、自転車の種類によっては体力の消耗具合が変わってきますが、坂道が多くて広大な西表島を自転車で観光する際は、自分の体力と相談してプランを考えることが大切です。

 

レンタサイクルの注意点

気軽で、自然を思いっきり感じることができるレンタサイクルですが、さらに注意点がいくつかあります。

 

安全で楽しい西表島旅行にするためにも、旅行前の知識としてチェックしてみてください！

 

天候の急変

西表島は、亜熱帯海洋性気候という年間を通して温暖な気候で、湿度も高めです。そのため、雨が多く、台風の通り道になることも少なくありません。

 

加えて、夏本番に入ると熱帯地方、亜熱帯地方特有のスコールが毎日のように降ります。「ゲリラ豪雨」をイメージしていただくとわかりやすいかと思います。

 

そのため、このような天気の急変に注意が必要です。

 

帰りのことも考えて観光する

基本的には乗り捨てはできず、必ず借りたお店に返却することが条件です。

 

借りたお店からあまりにも遠いところまで行ってしまうと、営業時間内に返却が間に合わないというトラブルが発生してしまいます。

 

また、坂道が多く、体力も消耗しているため、行きよりも移動時間が遅くなるということも考えられ、余裕を持った行動をとることが肝心になります。

 

帰りが遅いと宿泊先の方にも心配されるため、これらの点を意識しつつ、西表島観光を楽しみましょう。

 

西表島でおすすめ
レンタサイクル店2選

西表島のレンタサイクル事情を押さえたところで、実際に自転車を借りる場所を探していきましょう。

 

今回は、おすすめレンタサイクル店を2ヶ所ご紹介します。

 

どちらも西表島の玄関口である港からすぐの場所にあるので、ぜひご活用ください。

 

西表島でおすすめレンタサイクル店2選
①西表島ゲストハウス島時間

西表島ゲストハウス島時間は、大原港から徒歩1分のところにある宿泊施設です。こちらは宿泊者以外でも自転車を借りることができるのが特徴です。

 

宿泊者以外の料金は、1時間までは400円、2時間までは800円、3時間までは1,200円、4時間までは1,600円となっています。1日借りる場合は当日、もしくは24時間で申し込むと良いでしょう。

 

返却時間は19時(10月〜3月は18時)、貸出開始時間は7時からとなっています。なお、当日料金は2,000円、24時間料金は3,000円です。

 

西表島でおすすめレンタサイクル店2選
②西表港運

西表港運は、上原港から歩いて1〜2分のところにあるガソリンスタンドです。ここは、レンタカー、レンタルバイクだけでなく、レンタサイクルも行っているので、西表島観光の交通の要といえる場所です。

 

料金は1時間300円、当日料金は1,700円、24時間料金は2,000円となっています。8時から17時30分までの営業であるため、返却の時間に注意が必要です。

 

レンタサイクル付きの
ホテル2選

「西表島に到着してから自転車を借りようと思ったけど、すべて出払っていて借りられなかった」というケースがよくあります。

 

そこで、宿泊者限定のレンタサイクルがあるホテルをご紹介します。

 

宿泊先で借りることができるので、安心して自転車での西表島観光が楽しめるでしょう。

 

レンタサイクル付きのホテル2選
①星野リゾート 西表島ホテル

星野リゾートが運営する宿泊施設で、上原港からホテルまではシャトルバスが運行されているため、10分ほどでたどり着くことができます。

 

星野リゾート西表島ホテルでは、26ものアクティビティツアーを展開しており、西表島を満喫できるツアーが目白押しです。

 

レンタサイクルもその中の1つで、8時〜18時の間に現地フロントカウンターにて申し込む形になっています。なお、1台4時間1,500円で電動自転車を借りることが可能です。

 

レンタサイクル付きのホテル2選
②民宿マリウド

民宿マリウドは、上原港より車で3分というアクセスの良さに加えて、宿泊料金がリーズナブルな宿泊施設です。

 

一人旅やカップルなど、少人数で宿泊する場合は本館、10人規模の団体で宿泊する場合は新館を利用するのがおすすめです。

 

八重山諸島の玄関口である石垣島の離島ターミナルから西表島を訪れる際には、事前に連絡していると送迎もしてもらえます。

 

レンタサイクルについては、5段階変速が可能な自転車を1時間100円、1日1,000円で借りられます。

 

民宿マリウドは、ツアーガイド、キャンプ場、農園も運営しているため、西表島観光を低予算で楽しみたいという方におすすめです。

 

レンタサイクルで行く
おすすめ観光スポット3選

自転車を借りることができれば、いよいよ西表島観光へ出発です。今回ご紹介するスポットとして、比較的自転車で向かいやすい場所を3つチョイスしました。

 

エリアとしては3つとも上原港近辺になりますが、西表島を代表する観光スポットですので、ぜひ訪れてみてください！

 

レンタサイクルで行く
おすすめ観光スポット3選
①星砂の浜

星砂の浜は、西表島の北部、上原港から自転車で30分ほど走るとたどり着く星の砂で有名なビーチです。波は穏やかで透明感が高く、岩場も多いので、シュノーケリングスポットとしても知られています。

 

近くにペンション星の砂というレストラン、売店、キャンプ場が併設された宿泊施設があり、トイレやシャワー、更衣室としての利用もできるので、海で遊ぶのにはもってこいの場所です。

 

レンタサイクルで行く
おすすめ観光スポット3選
②大見謝ロードパーク

大見謝ロードパークは、上原港から東、県道215号白浜南風見線を自転車で30分ほど走ると到着します。ここは、マングローブを間近で見られる遊歩道となっています。

 

マングローブの中を軽装で歩けるのが特徴であり、気軽にマングローブ林の観察ができる点からも一押しのスポットです。

 

また、展望台も設置されており、海を間近で眺められるのと同時に西表島のジャングルの広大な景色を眺めることができます。

 

レンタサイクルで行く
おすすめ観光スポット3選
③うなりざき公園展望台

うなりざき公園展望台は、上原港から自転車で約30分、星野リゾート西表島ホテルからであれば自転車で約10分のところにある展望台です。

 

展望台自体は、うなりざき公園の先端にあります。うなりざき公園は、遊具や芝生、野外イベントステージがある広い公園です。

 

公園内の遊歩道を歩いていくと、2階建ての小さな展望台が見えてきます。昼間は三日月型をした月ヶ浜や西表島の美しい海を見ることが可能です。

 

夕方になると、水平線に夕陽が沈み茜色に染まった海が見えることに加えて、夜には満天の星空が広がります。ただし、レンタサイクルの返却時間のことを考えると、返却してから別の交通手段で訪れるほうが良いでしょう。

 

レンタサイクルと
一緒に楽しみたいおすすめの
アクティビティ5選

西表島の植物、動物、自然環境は魅力に溢れているため、ぜひこれらをすべて体験してみましょう。

 

西表島では、島を満喫できるアクティビティツアーが多数用意されています。

 

ここからは、おすすめのアクティビティをご紹介させていただきますので、ぜひアクティビティに参加して西表島の魅力を全身で感じてください！

 

レンタサイクルと一緒に楽しみたい
おすすめのアクティビティ5選
①マングローブSUP/カヌー＆
トレッキング

西表島は90％がジャングルの島で山や川が広がっています。SUPやカヌーで河口からマングローブ林の中へ入り、山の中に入っていきます！

 

途中でSUPやカヌーから降り、今度は山の中を歩いて散策します。これがトレッキングです。

川の上から見るマングローブと実際にマングローブの山を散策するという、西表島ならではのアクティビティとなっています。

 

西表島にしかない大自然を思う存分に楽しみたい方におすすめのアクティビティです！

 

レンタサイクルと一緒に楽しみたい
おすすめのアクティビティ5選
②キャニオニング

キャニオニングとは、ありのままの自然の中、沢下りをメインに渓谷を練り歩くアウトドアスポーツです。

 

天然のウォータースライダーと称して岩肌を滑り降りたり、岩壁から滝壺に飛び込んだりとスリル満点のアクティビティが用意されています。

その爽快感は、西表島でしか体験できない瞬間といえるでしょう。

 

西表島の大自然の中で非日常的な体験をしてみるのはいかがでしょうか。

 

レンタサイクルと一緒に楽しみたい
おすすめのアクティビティ5選
③キャニオニング×
マングローブSUP/カヌー

西表島には、10箇所ほど滝があり、すべてマングローブが広がるジャングルの中にあります。

 

このアクティビティでは、SUPやカヌーで行けるところまで川の上流へ進み、そこから滝まで歩いて移動します。

滝に到着したら、滝に登ってみたり、滝壺にダイブしたりとキャニオニングを楽しむことができます。

 

一日中大自然の中で体を使って遊び尽くしたい方におすすめです！

 

レンタサイクルと一緒に楽しみたい
おすすめのアクティビティ5選
④サンセットSUP/カヌー

西表島はジャングル、山、川だけでなく、海にも魅力が詰まっています。

 

西表島のある八重山諸島は、サンゴ礁に囲まれたきれいな海が特徴的です。

 

特に、上原港近辺の海辺にはサンセットスポットが多数存在しています。

青い空と透明な海が黄昏に染まる景色は、目を見張るものです。

 

八重山の美しい海の上でサンセットが見られる贅沢なアクティビティに、ぜひチャレンジしてみてください！

 

レンタサイクルと一緒に楽しみたい
おすすめのアクティビティ5選
⑤星空＆ジャングルナイトツアー

西表島のある八重山諸島は、星空がきれいなことでも有名です。西表島は2018年4月に国内で初めて星空保護区に認定された場所でもあります。

 

海から見る星空とジャングルの山から見る星空を堪能することができるでしょう。

 

このアクティビティは星空を眺めるのと夜のジャングルツアーがセットで組まれているほど西表島を代表するアクティビティの1つとなっています。

また、夜にジャングルツアーを設けているのは、西表島は夜行性の動物が多く、活動しているところを間近で見ることができるからです。

 

一日の終わりに西表島ならではの星空とナイトツアーを体験してみるのはいかがでしょうか。

 

さいごに

今回は西表島をレンタサイクルで観光するための情報をお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。

 

タクシーや路線バス、レンタカーでは味わえない体験ができるのがレンタサイクルの良いところです。

 

しかし、体力勝負な面もあるため、体力に自信のある人にとってはメリットですが、そうでない人にはデメリットになる点を覚えておきましょう。

 

大自然に囲まれた西表島でレンタサイクルを活用して、ぜひここでしか体験できない思い出をつくってみてください！

 

最後までご覧いただきありがとうございました。