現地コラム

COLUMN

“瑠璃の島”鳩間島の海、鳩間ブルーでシュノーケリング体験

2021-01-13 03:40

鳩間島人気アクティビティ!シュノーケリング

鳩間島の海
近年、旅行プランとして人気が高い離島でのウォーターアクティビティ。
水辺でのアクティビティにはさまざまな種類が存在していますが、そんな中でも非日常感と手軽さが両立しているものとして、特に参加者が多いのがシュノーケリングです。
シュノーケリングは、呼吸用のシュノーケルと水中メガネなどを身に着けての海中遊泳です。
水の中で息ができない人類にとって、海は基本的に長く滞在することのできない場所ですが、シュノーケリングではシュノーケルの筒を水面に出すことで潜りながら呼吸できるようになります。
ウェットスーツを着用すれば水の冷たさが遮断されるため身体的な負担も少なく、人並み程度に泳げる能力さえあれば、老若男女を問わず安全に体験できます。
空気の詰まったタンクを背負って海中深くに潜ることができるダイビングも、より本格派な海中アクティビティとして人気ですが、こちらはライセンスの取得が必要でありハードルが高めです。
その点シュノーケリングはすぐに取り組むことが可能であるため、その点が人気を高めている要因と言えるでしょう。
日本国内で水辺のアクティビティを行う場所として沖縄県の離島の人気が高く、石垣島や宮古島などのリゾート環境が整った島々では、多くの人々に盛んに楽しまれています。
そんな中で高い人気を誇っているのが、鳩間島でのシュノーケリングです。

鳩間島への行き方

鳩間港
みなさまは鳩間島と聞いて、どこにある島なのかピンと来るでしょうか。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、多くの方はイメージできないのではないかと思います。
鳩間島が位置しているのは那覇市がある沖縄本島から、さらに南西へと430km強の地点です。
リゾート地として人気の石垣島と同じ八重山諸島に属しており、イリオモテヤマネコで有名な西表島から北へ5kmほどのところにあります。
この鳩間島、面積が約1㎢、周囲が約4kmとかなりコンパクトな島となっており、島民も50人ほどのため、空港が存在しません。
そのため、各都市から飛行機を利用して直行便で行くことができず、必ず空港のある石垣島を経由してから向かう必要があります。

石垣島から高速フェリーで

石垣島離島ターミナル
石垣島から鳩間島に向かうには、高速フェリーが出ている石垣港離島ターミナルへと行き、午前と午後にそれぞれ1便ずつの船に乗るのが一般的なルートです。
料金は大人片道で2090円となっており、鳩間島から石垣島へと戻る際にも必ず同じ航路を利用することになるので、往復3970円のチケットを購入しておくことをオススメします。

西表島から高速フェリーで

上原港
また、西表島の上原港からも鳩間島行きのフェリーが就航しています。
ただし、西表島にも空港はなく、西表島へ向かう際も石垣島経由で船を利用するのが基本となっています。
そのため、西表島からのフェリーを利用するのは、旅行日程の中に西表島観光を組み込んだ場合のみとなるでしょう。

鳩間島の気候

ハイビスカス
鳩間島がシュノーケリングに適している理由は、その気候にあります。
先述した通り、鳩間島の位置は沖縄本島よりも遥かに南西に位置しています。
なんと気候帯は亜熱帯海洋性気候であり、一年を通して多くの日で最高気温20℃以上をマークするという気候なのです。
もちろん、12月から2月頃にかけての本土で寒さが際立つ時期も例外ではなく、真冬のはずの時期でも半袖で過ごせてしまうほどでしょう。
そんな環境のため、鳩間島では年間どの時期であっても変わらずシュノーケリングを楽しむことができるのです。

鳩間島のベストシーズン

鳩間島の街並み
では、そんな鳩間島でシュノーケリングを楽しむためのベストシーズンはいつなのでしょうか?
その温暖な気候から、どのシーズンに訪れても楽しむことはできるのですが、目的をシュノーケリングに絞るのであれば、やはり夏場が最高だと言えるでしょう。
沖縄の夏は陽光が強く、本土とは比べ物にならないキラキラとした日差しを味わうことができます。
歩き回るには日焼けに注意する必要もありますが、その明るい日差しは海中を彩る最高のスポットライトになってくれます。
鳩間島の海
鳩間島の海は、鳩間ブルーと名付けられて称賛を浴びるほどの青さと透明感があり、そこへ南国特有の日光が差し込んだ光景は、さながらおとぎ話の海のようです。
この島は「瑠璃の島」というタイトルのドラマのロケ地となったこともあり、夏の鳩間の海はまさにタイトル通り宝石のラピスラズリのような色合いを見せてくれます。
天然の水族館めいた光景が広がる中、サンゴや熱帯魚たちを眺めつつの海中遊泳は、心を洗い流してくれるような体験です。
もちろん、それ以外の季節でも、晴れの日であれば鳩間ブルーの海は息を飲むほどの美しさを湛えています。
また、シュノーケリングだけでなく島の観光全体を目的とする場合、沖縄旅行のハイシーズンである夏場を外した3~4月や、10月頃に行くことで旅費が少し安く済むためオススメです。
しかし、八重山諸島一帯は本土より先んじて5~6月が梅雨に入ります。
どんよりとした梅雨空の下では海の魅力も半減してしまうため、できればこの時期は外して計画を立てたいところですね。

鳩間島の人気シュノーケリングスポット

それでは、鳩間島の人気シュノーケリングスポットをご紹介していきましょう。
鳩間島は、徒歩でどこにでも行けるという点が、大きな魅力です。

屋良の浜

屋良の浜
鳩間島のシュノーケリングスポットとしてまず名前が挙がるのは、屋良の浜でしょう。
島内西側に位置しているビーチで、民宿などがある鳩間集落からほど近い場所となっています。
かなり広めの砂浜で、波が穏やかなため、初心者であっても落ち着いてシュノーケリングを楽しむことができます。
また、西向きのビーチであるという点が功を奏し、夕刻には水平線へと沈んでいく美しい夕日を眺められるという点も見逃せません。
集落へと戻る道に街灯が設置されていないため、夕日が沈むまでを見届けて帰ろうと思っている場合は、懐中電灯を持参しておきたいところです。

立原の浜

立原浜
立原の浜は島内北部にあり、島の中では穴場スポットという雰囲気のビーチと言えます。
砂浜の面積はそれほど広くなく、プライベートビーチのようなこじんまりとした景観を楽しめます。
満潮時に波が強くなるという特性があるため、ここでのシュノーケリングは初心者にはあまりオススメできませんが、干潮時には美しいサンゴ礁が姿を現してくれる浜辺でもあります。
ある程度シュノーケリング経験のある方であれば、時間帯と海の様子をしっかり見極めながら、シュノーケリングを楽しんでいただけるスポットです。

島沖浜

島仲浜
島の中で人気が高い浜辺を挙げていくなら、この島中浜は絶対に外せません。
島中浜は島の北部へと抜けていく道の一番端に位置しており、ガジュマルの木陰を抜けた先に南国情緒たっぷりの白い浜辺が広がっています。
この砂浜は沖縄土産として人気の星の砂がたくさん含まれていることが有名で、手に砂を乗せてみると、まるで星の破片のような可愛らしい粒を見つけることができるでしょう。
アクセス性も良く、海は静かでシュノーケリングに非常に適しています。
海中には浜辺からすぐの距離にサンゴ礁が広がっている光景を拝むことができるため、シュノーケリングの醍醐味を味わうために、もってこいの場所といえるでしょう。

鳩間島シュノーケリングの注意点

そんな魅力的な鳩間島ですが、シュノーケリングを楽しむ上での注意点がいくつかあります。
せっかくの旅行で思わぬトラブルに遭わないよう、以下の注意点をしっかり頭に入れておきましょう。

個人でのシュノーケリングは危険!

鳩間島はアクティビティスポットとしては人気ですが、観光地化されている島というわけではありません。
そのため浜辺は天然のままのものであり、監視員などが常駐していません。
もし、遊泳中に思わぬ体調不良に陥ってしまった際に助けてくれる人がいないので、個人でのシュノーケリングは危険であるということを理解しておきましょう。

急なスコールに注意!

先ほどご紹介させていただいた通り、鳩間島は亜熱帯海洋性気候です。
雨の降り方も本土とは違い、激しく降って短時間で止むスコールが発生します。
空模様も変わりやすく、晴れていたのに突然天候が変わって大雨に見舞われるというケースもあるため、こまめに天気予報をチェックするようにしておきましょう。

帰りのフェリーの時間に注意!

行きと同じように、帰りの際は石垣島へのフェリーを利用することになります。
便の数が限られているため、空港の飛行機の時間をしっかり照らし合わせて、遅れないよう気を付けましょう。

まとめ

今回は、シュノーケリングスポットとして隠れた人気を誇る鳩間島についてご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?
沖縄には人気の島は数あれど、観光地化されておらず沖縄古来の空気感をそのまま残している島は多くありません。
鳩間島は未開拓の雰囲気を感じさせてくれる、他では味わえない魅力があります。
南国へのシュノーケリング旅行をお考えの際は、ぜひ鳩間島をご検討ください!