現地コラム
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西表島の注意点❕
目次
西表島の注意点
みなさんこんにちは。
みなさんは旅行する際、どのようなことに注意していますか?
往復の交通機関の情報や参加するツアー情報など、旅行の計画をたてる際には必ずチェックする方も多いでしょう。
他にも、キャンプであればキャンプ用具、海外に行くのであれば海外用の充電器ケーブル等も必要です。
このように旅先や旅行内容により注意することが変わります。
西表島を旅する際にも注意する点がいくつかありますので、本記事では西表島の注意点についてご紹介いたします。
①事前のツアー確認
西表島旅行をすることになれば、まずツアーの検討をするのではないでしょうか。
空いている時間帯をうまく使ってツアーに参加したり、あるいは予定を組むのが難しいと感じて一日ツアーの予約をされたりする方などが多くいらっしゃいます。
その際に気を付ける点が「ツアー内容」と「準備」です。
冬場のツアーだと北風が寒かったりして、ラッシュガードや長ズボンを着用した方が良い状況などもあります。
100%ツアーを楽しむためには、状況に応じた服装をすることが重要。
また、ツアー内容(レンタル品)に含まれない物として帽子やサングラス、眼鏡バンド、替えのコンタクトレンズなど、身の回りの必要な物はあらかじめ準備してツアーに参加しましょう。
予約したツアーの内容と環境をしっかり把握して思い切り楽しむ準備をしてくださいね。
ツアーは送迎がついているプランが多いです。
ですがツアーによっては現地集合のプランもありますので、しっかりと内容を把握しておきましょう。
送迎の有無を確認し、送迎がないプランは現地までのアクセス方法をしっかり押さえておく必要があります。
ツアーの集合場所まで別の島から行くのであれば、フェリーや高速船の本数、時間帯などにも限りがあるので、事前に交通機関について確認しましょう。
ツアーの集合時間に間に合わないと参加できなくなることはもちろん、同じツアーに参加する他のお客様にも迷惑がかかってしまう可能性もあります。
気持ちよく旅行を楽しめるよう配慮しましょう。
②レンタカーの手配
西表島は東洋のガラパゴスと呼ばれるほど原始的な自然にありふれた島です。
まさに島の90%が未開拓の地であり、移動するにも公共交通機関がほとんど発達していません。
そのため島内の移動はレンタカーが便利です。
しかしレンタカーを手配するにもレンタカー会社の数にも限りがあるため、夏場の繁忙期にはどちらの会社でも貸出満車という可能性があります。
そのため夏のベストシーズンに旅行に行く方は早めの予約をするようにしましょう。
事前に予約をするとフェリーの到着時間に合わせてレンタカー会社の方が迎えに来てくれるので、港から少し離れたレンタカー会社を選んでも心配ありません。
また、西表島内で乗り捨てをすることも可能ですが、その際は別途料金が発生する場合が多いので予約時に確認しましょう。
西表島はレンタカーだけでなくレンタルバイクも取り扱っている店舗もあるので、ツーリングを楽しみたい方はそちらもおすすめです。
ご自分の旅行プランに合った利用方法ができるレンタカー会社を探してみてくださいね。
ちなみに西表島は、ガソリンスタンドがとても少ないため、ガス欠にならないように注意が必要です。
上原港や大原港を過ぎると数十kmもガソリンスタンドがないので、ガソリンの残量は常に把握しておきましょう。
また、西表島には信号が2つしかありません。
ついスピードを出してしまいそうになりますが、突然飛び出してきた希少な動物を轢いてしまう恐れもあります。
動物たちのためにも、時速40km制限は必ず守りましょう。
また、現地のレンタカー屋さんは忙しいこともあり、電話がつながらないことがしばしばあるのでWebでの予約をお勧めします。
③利用する港へのアクセスと利便性の確認
西表島へのアクセスは、フェリーや高速船を利用して石垣島から上原港、または大原港へ向かう2ルートがあります。
島の北側に上原港、東側には大原港が位置しています。
北側の上原港の近くにはマリンアクティビティ(ダイビング、シュノーケリング)が行われるビーチが多いです。
東側の大原港の近くには山や川が多くあり、そういったフィールドを活用したアクティビティ(ジャングルクルーズ、トレッキング)が主に行われています。
自分が参加するツアーがどこで行われるか、あるいは目的地はどちらの港からのアクセスが良いのかを考慮して利用する港を選びましょう。
また、現地で車を借りるのであれば、レンタカーの営業所がどこにあるのかなどあらかじめ確認しておくのがベストです。
大原港は生活航路になっているので、上原港に比べると欠航が少なく運行本数も多いことも覚えておきましょう。
石垣島~西表島間の運航本数は以下の通りです。
・安栄観光・八重山観光フェリー(共同運航)
上原港行: 8~10本
大原港行: 12本
・石垣島ドリーム観光
上原港行: 1本(鳩間島経由)
大原港行: 6本
上記の通り、大原港に比べると上原港の本数が少ないのがわかりますね。
また、冬場になると上原港行の便は欠航する恐れもあります。
そのため、上原港を利用する際はこまめに運航状況を確認する必要があるでしょう。
上原港へ行きのフェリーが欠航してしまったという時には、大原港行きのフェリーを利用し西表島の路線バスで上原港に向かうとスムーズに移動できます。
西表島のバスは1路線しかなく島の外周を往復していますが、バスは1日4往復となっていますので、利用する際は必ず時刻表を確認しましょう。
路線バスでの上原港~大原港の所要時間は約1時間となりますので、アクティビティやツアーを予約している場合は時間に余裕をもって行動するように心掛けてくださいね。
⑤宿は早めに予約
レンタカー同様に宿泊先も早めに予約をした方が良いでしょう。
やはり人気のリゾート地ということもあり、リーズナブルで立地がよく設備が整っている宿はすぐに埋まってしまいます。
民宿なども人気があるので早めの予約が必要です。
当日になって探すとなると、そもそも空いているところが少ないので、希望する条件の宿を探すのは難しいでしょう。
見つかったとしても高級ホテルということもありますので、事前に計画をたてて早めのご予約をおすすめします。
⑥梅雨時期の突然のスコール
西表島は亜熱帯気候ということもあり、突然のスコールに見舞われることがあります。
梅雨時期はこの期間が長いため、事前にスコールがいつ起きるのか常に天気予報をチェックしておく必要があるでしょう。
また、どのくらい強い雨なのか、どんな雨具が必要なのかもあらかじめ確認してください。
亜熱帯特有の気候も楽しみたいという方はスコールも楽しむことができるかもしれませんが、気候がよい時に旅行したい方は梅雨時期を外して旅行計画をたてるのもよいでしょう。
ご自分に合ったプランで西表島の旅行を楽しんでくださいね。
⑦満点の星空を見るならツアーに限る
西表島は日本でも有数の星空が美しい島です。
2018年3月には西表石垣国立公園が国内初の星空保護区の認定を受けました。
まさに、ワールドクラスの美しい星空を見ることができます。
西表島では、全88種類ある星座のうち、なんと84種類の星座を見ることができるのです。
さらに国内で唯一、南十字星を見ることができる場所としても知られていますね。
さて、西表島には星空を美しく見ることができるスポットがいくつかあります。
その条件とは、市街地から遠く街明かりが届きにくい場所であるということです。
そういった西表島の星空スポットをまとめたものがこちらになります。
・うなりざき公園
・南風見田に浜
・トゥドゥマリ浜
これらのスポットももちろん良いのですが、実は、現地の方が行うツアーでは気候によって星空が見やすい場所へ連れて行ってくれるツアーがあるのです。
ジャングル探検やSUP、カヌーをしながら星空を堪能できるプランもあり、より良い環境で星空を楽しみたい方はツアーに参加することをおすすめします。
慣れない土地で不安を感じながら星空スポットに向かうより、現地のプロに案内してもらい確実に美しい星空を観測しましょう。
空いっぱいに散りばめられた星たちは、まるで降ってきそうなほどキラキラと輝いています。
感動するほど美しい星空は、旅の良い思い出になるでしょう。
さいごに
西表島の注意点についてご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
・レンタカーや宿泊先を早めに探すこと
・目的に応じて利用する港を選ぶこと
・事前に注意すべきこと
上記3つに注意し、西表島を不安なく満喫しましょう。
もちろん他にも注意すべき点は多々あると思いますので、ご自分の旅行計画に合わせて事前に確認しておくことが大切です。
本記事で紹介した内容も含めて再確認し、最高の西表島旅をお楽しみ下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。