現地コラム
COLUMN
夏休みは西表島でリゾートを大満喫!
目次
今年の夏休み旅行は西表島で決まり!
さんさんと輝く太陽と見渡す限りの青い海原。
夏休みと言えば、南国旅行に行って思いっきりはしゃぎたいところですよね!
国内で南国風情を味わうなら、やっぱり大定番の沖縄県ではないでしょうか。
沖縄県には那覇市がある沖縄本島だけではなく、観光地として人気を博する多くの島々が点在しています。
その中から今回は「東洋のガラパゴス」こと西表島をご紹介させていただきます。
西表島は、ユネスコの世界自然遺産登録地として選出されているほどの大自然に溢れていて、南国の海だけでなくジャングルでの探検気分まで味わえてしまうのです。
西表島の夏休み旅行にピッタリな魅力をお伝えしていきましょう。
西表島はどこにあるの?
西表島があるのは沖縄本島よりもさらに南西へ約440km進んだ地点です。
北緯24度、東経123度とすっかり本土から離れた座標に位置している離島になります。
西表島への行き方
西表島には空港がなく、本土からの直行便もありません。
一筋縄ではいきませんが、そんな旅路も秘境への期待感を高めてくれること間違いなしでしょう。
各都市から飛行機で石垣島へ!
西表島へと向かうためには、まず同じ八重山諸島に属している石垣島へと向かわなければなりません。
石垣島へは東京や大阪、名古屋、福岡、札幌とさまざまな都市から空路が繋がっています。
それ以外にも那覇を経由する便などもありますので、最寄りの空港からの航路を調べて価格や日程などを確認しましょう。
高速フェリーで西表島へ
石垣島に到着したら、次は石垣港離島ターミナルという港を目指します。
空港から港の間は路線バスも出ていますので、移動にはそれほど苦労しないでしょう。
高速フェリーに乗ることができればあとはすぐです。
二島の間は40kmに満たない距離で、30分から40分ほどの船旅を楽しむと西表島へと到着します。
西表島には2つの港がある
ここで知っておきたいのが、西表島には港が2つあるという点です。
離島ターミナルからの船もそれぞれの港へは別の便となっており、チケットを買う時点でどちらに向かうかを選ばなくてはなりません。
アクティビティ好きなら上原港
西表島の1つ目の港は西表島の北部に位置している上原港です。
この近辺には多くの買い物ができる店や飲食店が軒を連ねており、利便性が高いのはこちらの港です。
アクティビティスポットや観光名所への距離も近く、星砂の浜、まるまビーチ、ピナイサーラの滝やクーラの滝などへとすぐに赴くことができます。
限られた旅行の時間を節約しながらたっぷりとアクティビティを堪能したいのならば、上原港への航路を選択すると良いでしょう。
のんびり旅行は大原港
アクティブな旅行を楽しめる上原港に対して、島内南部にある大原港の周辺はどこかゆったりとした空気が流れています。
南国旅行の醍醐味とも言えるスローなムードを味わいたいのであれば、大原港からの上陸がオススメです。
また、こちらの港からはマングローブを眺める遊覧船ツアーを楽しめる仲間川までの距離がかなり近くなっています。
旅行計画の最初に仲間川観光を盛り込んでいるのであれば、こちらから向かった方が効率良く回ることができます。
夏休みに楽しめるオススメアクティビティ5選
さて、ここからは西表島で楽しめる夏休み旅行にピッタリのアクティビティを紹介していきましょう。
爽快な海遊びが楽しめるものからのんびりとした南国旅情を楽しめるものまで、さまざまなアクティビティが目白押しです!
カラフルなサンゴ礁を観察!バラス島シュノーケリング
上原港から船で10分ほど、「奇跡の島」と呼ばれているバラス島に行ってみませんか?
バラス島は沖縄の青い海の中にポツンと浮かぶ小さな島です。
実はこのバラス島は、その全体がサンゴ礁だけで構成されており、島の上からはサンゴの砂浜と美しい海を堪能することができます。
西表島からのツアーで向かうことができるので、スケジュールをしっかり合わせて上陸を狙ってみましょう。
サンゴだけでできた島というのは世界でもこのバラス島を含めて2例しかないそうで、大変貴重な島となっています。
このバラス島へは渡航と一緒にシュノーケリングを楽しめるツアーなどが用意されており、周辺の海に群生するサンゴ礁や熱帯魚、ウミガメなどの美しい海を海中から眺めることができます。
滝つぼへダイブ!キャニオニング
沖縄の離島は平坦で山や川のない地形の島も多くありますが、西表島は川でのアクティビティも楽しめる点が長所の1つです。
その中でも人気が高いのは、全身を使って沢や渓流を下っていくキャニオニングと呼ばれるアクティビティです。
土地勘のあるガイドの方から案内を受けて安全な渓流の上流へと行き、そこから慎重かつ大胆に流れに乗って下流へと滑り降りていきます。
時には小さな滝つぼへとダイブする場合もあり、数あるアクティビティの中でもスリルと爽快感は抜群だといえるでしょう。
ただし西表島の自然は手付かずの場所も多く、土地勘のない観光客が独自の判断でキャニオニングを行うのは大きな危険が伴います。
ツアーに参加して、安全なキャニオニングを楽しみましょう。
新体験型アクティビティSUP
西表島で近年人気が増しているのが、スタンドアップパドルボード(Stand Up Paddleboard)、略してSUPと呼ばれているウォーターアクティビティです。
これはサーフボードの上に立ってパドルで漕ぎながら水上を進んでいくというもので、足裏に水を感じつつ周囲の景色を広く見渡すことができます。
同じサーフボードを用いた遊びでありながらサーフィンに比べて非常に敷居が低く、お子様からご高齢の方まで広く親しまれています。
海で行われることの多いアクティビティなのですが、西表島においてはマングローブ林やジャングルでもこのSUPを楽しむことが可能です。
超定番!カヌー
SUPと同じように、カヌーでも海や川を漕ぎ進んで堪能することができます。
カヌーは船体が安定していることから転覆の心配が少ないのと、二人乗りであることからカップルや親子連れでのレジャーにも非常に適しています。
雄大なジャングルの中を漕ぎ進んでいく体験はなかなかできないものですので、大自然を満喫しながらの操船にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
水牛車で海を渡る由布島観光
沖縄の離島の光景として、旅番組などで水牛車を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
西表島のすぐ近くにある由布島へと行くには、その水牛車を利用して海の浅瀬を渡っていく必要があります。
片道15分ほどの道のりを水牛車に揺られながら進んでいく間、思わず日常生活のことを忘れてしまいそうなほどのスローなくつろぎを得られるでしょう。
島に付くとヤシの木やアダンの木、ブーゲンビリアにサンデリアナ・レインボーといった亜熱帯の植物を目にすることができます。
そんな南国情緒溢れる空間で日本最大の蝶オオゴマダラを眺めたり、美しい浜辺を見ながらスイーツを堪能したりと、この上なく質の高いリラクゼーション効果を感じられるでしょう。
西表島の夏の気温
西表島は本土よりも遥か南方に位置しているため、夏はこの上なく夏らしい気温を味わうことができます。
また、気温よりさらに印象的なのが、南国特有の強い日差しです。
無防備に訪れると思わぬ疲労を感じてしまう可能性もあるため、しっかりと準備を整えた上で訪れましょう。
夏休みの西表島必須持ち物
では、真夏の西表島観光にはどのような持ち物を持参するべきなのでしょうか?
日焼け止め
まず絶対に持ち込むべきなのが、自分の肌質に合う日焼け止めです。
夏の西表島の陽光は非常に強烈です。
そのおかげで夏らしさを感じることができますが、素肌のままでいると日焼けをしてしまうでしょう。
常時塗りっぱなしという日も多くなるため、使い慣れているものを持ち込んでおくと安心です。
水着
また、海遊びやウォーターアクティビティ体験を計画しているならもちろん水着は必携です。
せっかくの南国旅行なのに水着を忘れてしまったということにならないよう、事前チェックを欠かさないようにしましょう。
サングラス
また、日差しの強い西表島ではサングラスがあって良かったと感じるシチュエーションも多々あります。
目が光に弱い方はもちろんのこと、レンタカーの運転を予定されている方もサングラスを持参しておくと運転時に思わぬ陽光を受けて慌てるといった事態を防ぐことができるでしょう。
まとめ
西表島の基礎知識やオススメポイントの数々をご案内させていただきました。
夏休みの旅行には西表島が最適です。
まだまだ紹介しきれていない魅力に溢れた島ですので、旅行先に選んでも絶対に後悔しないでしょう。
自然たっぷりの西表島へ、ぜひ遊びに来てください!