現地コラム

COLUMN

夏の西表島の過ごし方

2020-03-06 08:40
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夏の西表島の過ごし方

 みなさんこんにちは!

夏といえば海!海といえばー?そう!西表島ですね笑

今年の夏は南国リゾートでセレブ気分を味わいましょう!

透明度が抜群の西表島の海に一度入ると病みつきになっちゃいますよ。

夏場の西表島は気候が安定しているため、青く澄み渡る空に白く光り輝くビーチ、エメラルドグリーンの海といった魅惑的な環境がたくさんあります。他にも夜になると空一面に星たちが広がり、天の川や本土では見ることのできない南十字星がはっきりと見ることができます。

本記事ではそんな魅力満点な西表島の夏の過ごし方をご紹介いたします。

 

西表島の夏

西表島の夏はかなり常夏となります!

3月時点で海開きが開催されるほどであり、4月頃には本土の夏に近い気候になります。

5月上旬頃から6月上旬まで梅雨の時期となります。

 

西表島の梅雨は、亜熱帯気候特有のスコールが起こります。そのためこの時期は雨具が必須となります!

6月になると、最高気温は30度を超え高温多湿な南国らしい環境になります。

6月は梅雨明けということもあり、まだまだ観光客が少なく、旅費も安価なことから穴場シーズンなんです。

マリンアクティビティはもちろん、ツアーが開催されるようなります。

この時期だとサガリバナツアーやヤエヤマヒメボタル観賞ツアーが期間限定で行われます!

 

〈サガリバナの写真〉

 

サガリバナは亜熱帯気候の湿地帯の川辺に生育する一夜限り咲く花です。

一夜にして、蕾が開きポツリと花が落ちます。

朝方には水面を彩るサガリバナの花弁はとても美しいです。

儚く幻のような花なわけです。

開花している時はバニラのような甘い香りが漂う目で見て鼻で嗅いで楽しめる美しい花なんです。

ベストシーズンは6月〜7月中旬なので、しっかり狙っていきましょう!

 

〈ヤエヤマヒメボタルの写真〉

 

ヤエヤマヒメボタルは八重山諸島に生息する固有の蛍です。

本土に生息するゲンジボタルやヘイケボタルよりも小さく、ポツポツと点滅するように飛び交うのが特徴的な蛍です。

数百、数千匹で集まって飛部ことが知られており、その光景は圧巻です。

 

〈ヤエヤマヒメボタルが光っている写真〉

 

とにかく記憶に鮮明に残るほどの美しさを体感で来ます。ぜひ堪能ください。

サガリバナ、ヤエヤマヒメボタルと期間限定の魅力がたくさんありますが、実はこの時期1番の見どころは満点の星空です。

 

〈西表島の星空の写真〉

 

どうでしょうか。この美しさ。

西表島は国内で初めて星空保護区に指定された場所なんです。この写真のように鮮明に星たちを目で捉えることができます!その鮮やかさに驚愕必至です!本土では見ることのできない南十字星もみることのできる西表島の夏はまさにベストシーズンといえるでしょう!

 

夏の西表島のメリット

夏の西表島の魅力はたくさんご紹介してまいりました。

やはり夏の西表島のメリットといえば空、海、山、川全てのフィールドのコンディションがベストである点です。気候がとても安定しており、

青く澄み切った空や海や白いビーチをもキラキラと輝き美しいです。

山も木々が青々と茂っており、とても生命力に満ちています。

そんな絶景を観ながら豊富なアクティビティに参加できるのも西表島のメリットでしょう。

他にも夏はほしぞらがとてもはっきり見えます。天の川や本土で見ることのできない南十字星を臨むことができます。

気候が安定するこのシーズンだからこそより星空堪能することができます。

期間限定ツアーのヤエヤマヒメボタル鑑賞もこの時期なのでぜひ参加してみてくださいね。

 

夏の西表島のデメリット

唯一のデメリットは台風が起こりやすい点です。

西表島のホットシーズンである7月、8月はどうしても多いので、タイミングが悪いと予定通りに過ごせないこともありえます。

事前の気象情報のチェックは必須ですね。また、繁忙期のため観光客も多く、ホテルや航空券の値段がどうしても高くなってしまいます。

ベストシーズンといわれますが、この時期に行く際には値段の面は目をつむるしかありませんね。

 

夏の西表島でおすすめのアクティビティ

西表島のベストシーズンではアクティビティもとっても盛んにおこなわれます。

リゾート地らしい至極の体験をできること間違いなしなので、ぜひ堪能しましょう。

 

①水上散歩!新感覚アクティビティ「SUP」

 

<SUPの写真>

 

夏のこの時期におすすめなのが西表島の新定番「SUP」です!

もう言わずもがなかもしれませんが、SUPはボードに乗ってパドルで水面を漕いで進んでいくハワイ発祥のマリンアクティビティです。

高いエクササイズ効果もあることから女性にとても人気であり、アクティビティ時のシルエットがとてもきれいなので有名人の方も多く体験されています。夏場の美しい海で水上散歩してみませんか。

 

②奇跡の島シュノーケリング

 

<バラス島の写真>

 

上原港から船で約10分ほどの場所に位置する地図に存在しない小さな島であり、奇跡の島の異名を持ちます。サンゴ礁のかけらが集積してできた島であり、潮位の変動により島は姿を現したり消したりします。

こういった島は北半球でバラス島しかなく、全世界的に見ても2例しかありません。

 

<シュノーケリングの写真>

 

サンゴ礁のお欠片でできた島であるため、周囲にはたくさんのサンゴ礁が広がっています。

そのため、シュノーケリングでは多くのサンゴ礁とカラフルなさかなたちを観察することができます。

ファインディングニモで出てくる魚たちも多く観察することができるので探してみるのも楽しいですね。

運が良ければウミガメも観ることができるので、見つけることが出来たらラッキーです!

 

③ナイトツアー

西表島のアクティビティは夜も魅力的なのものが多いです。

まずご紹介するのはジャングル探検です。

西表島には夜行性の変わった生物がたくさん生息しています。

そのため、真っ暗な夜のジャングルへ突入すると、生き物の鳴き声やカサカサと動く音がドキドキさせてくれます。

 

現地の人しか知らないような秘密の場所へお連れいたします。

これだけでもワクワク&ドキドキしちゃいますね♪

ナイトツアーはハイキングのように夜のマングローブ林などを歩く程度なので、疲れず楽しめるのもナイトツアーの魅力です。

ナイトジャングル探検の名物の一つはヤシガニです。

 

<ヤシガニの写真>

 

絶滅危惧種に指定されているヤシガニはオカヤドカリの仲間で巨大な体と大きなハサミを有していることが最大の特徴です。

日中は巣穴に隠れていることが多くほとんど見ることができませんが、夜になると巣穴から出てきてえさを探しに活動的になります。

大きい個体では5kg近くあるものもあり、その強靭なハサミの挟む力はライオンの顎の力にも匹敵するといわれています。

 

<ヤシガニのはさみの写真>

 

他にもこの時期にはヤエヤマヒメボタルを観ることができます。

ヤエヤマヒメボタルは八重山諸島の固有のホタルであり、本土のホタルよりも小さく、点滅するように光ることが特徴です。

数百近い数で点滅する光景は圧巻です。夏場のみ鑑賞することができるのでピンポイントで行くことをお勧めします。

 

最後にご紹介するのはナイトSUP/カヌー体験です。夜間でもマリンアクティビティを楽しむことができるのが西表島アクティビティのうれしい点です。夜の海は静かでさざ波の音を聴きながら波に揺られるのはとっても癒されます。

SUPボードに寝転がっての星空浴は極上のひと時になります。ぜひ堪能してみてくださいね。

 

さいごに

夏の西表島の過ごし方についてご紹介いたしました。

夏場は最も西表島の自然が美しく、アクティビティも盛んにおこなわれるとってもホットなシーズンです!

台風がよく発生する点、旅費が高い点を除けば全てがベストな時期となります。

台風情報をしっかりチェックして、予約などは早めにすることでできるだけ旅費も抑えれることで、より良い西表島旅にしましょう!

西表島のベストシーズンにぜひ足をお運びください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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